パソコンで年賀状作り。素材写真の選び方

こだわりの写真を使うなら、デザインにもこだわりたいという人は少なくないのではないでしょうか。ただ、年賀状を自分でデザインするのは時間のかかる作業で、途中でなかなか進まなくなることもあるようです。パソコンでオリジナルデザインの年賀状を作るとき、スムーズに進めるヒントをまとめました。

イラスト素材や写真はどう選ぶ？

自分でデザインする年賀状の作り方

パソコンを使って一から年賀状をデザインする場合、次のような手順で進めると、比較的スムーズに進みます。年賀状ソフトなどを使わない場合、レイアウトは「Word（ワード）」や「PowerPoint（パワーポイント）」などで作れます。

1.使いたい写真を選ぶ。
2.全体の大まかなレイアウトを考える。
3.年賀状用フリー素材集などからイラストや飾り文字、フォトフレームなどをダウンロードする。
4.写真と素材を配置し、調整して仕上げる。

全体のレイアウトに悩んだときは、ネット上の無料テンプレートのデザインも参考になります。

年賀状用フリー素材の選び方

イラストや文字などの年賀状素材を無料で提供しているサイトはたくさんあり、「年賀状　イラスト　無料」といったキーワードで見つけられます。

＊イラスト素材の選び方のヒント

イラスト素材の選び方のヒント

・干支やお正月らしい縁起物（富士山、鏡餅、松竹梅、こま、羽子板など）はワンポイントとしても使いやすくて、年賀状らしさがアップするのでおすすめ。
・「ポップ」「和風」など、どんなテイストにしたいか、あらかじめ決めておき、それにあうタッチのイラストを選ぶようにします。

＊賀詞や数字など文字の選び方のヒント

賀詞や数字など文字の選び方のヒント

・筆文字は落ち着いた雰囲気に、英語の賀詞はおしゃれな印象に仕上がります。
・写真に文字を重ねる場合は読みやすさも考慮して色を選びます。
・賀詞は1つだけ。「賀正」と「あけましておめでとう」など2つの賀詞を入れることはしません。

使いたい素材が見つかったら、「ダウンロード」ボタンを押すか、右クリックのメニューから「名前を付けて画像を保存」を選ぶなどして保存。作成中のレイアウトに挿入します。

テンプレートを使えば、かんたんおしゃれ！

いくらおしゃれな素材を選んでも、最終的にセンスよく仕上げるには、それらをどう配置するかにかかってきます。なかなかうまくいかないときは、あらかじめデザインされたテンプレートに切り替えるのも手。とくに写真を2枚以上使うレイアウトはバランスが難しいので、テンプレートを利用すれば時短かつおしゃれに仕上げられます。写真入り年賀状の場合、テンプレートが既存のものでも、写真やメッセージでオリジナル感を出すことができます。

年賀状テンプレートの選び方

無料テンプレートのデザインも種類豊富。多くサイトでは「シンプル」「和風」「おしゃれ」などテイスト別などに分類されているので、作りたいイメージや使いたい写真の枚数によって、ある程度絞り込めます。富士フイルムでも、テイスト別のテンプレートのほか、「結婚のご報告」「出産のご報告」など用途に適したテンプレートをご用意しています。

年賀状印刷サービスのサイトが用意しているテンプレートは、ブラウザやアプリ上でかんたんに写真を挿入でき、全体のイメージをすぐチェックできるのもメリット。細かなサイズ調整などの作業はほとんどなく、完成したらそのまま注文できるので便利。パソコンはもちろん、スマホからも操作ができるものもあり、スマホ写真を使いたい方にもおすすめです。

年の初めは写真入り年賀状で“笑顔”のご挨拶